中学受験を考えている小学校低学年の子供たちが多く受ける「全国統一小学生テスト」が６月６日に実施されました。そして、その結果が樂志館の生徒にも返ってきました。

今日はその結果から考える我々樂志館の教育の強みについて考えていきたいと思います(掲載の承諾済)。

小学１年生、初のテスト結果

樂志館は今年開講したてほやほやの中学受験型学童です。

ということで、現在通われている小学校１年生の生徒さんの成績はこちら。

ご本人は、既にやり直しを終えていて、間違いを見つけるととても悔しがっていました。

できないことを悔しがるのってとても大切なこと

ですね。

もちろん、まだまだ小学校１年生ですから、まずはテストに挑み、最後まで取り組めたこと自体が素晴らしいことだと思います。

まだまだ、受験生も少なく、この時期は成績それ自体よりも、テストに対して楽しんで取り組む姿勢をみにつけていきたいところですね。

成績表にから見える樂志館のよいところ

この生徒さんの成績表からは一つの特徴が見て取れます。

それは、

正答率の低い問題をしっかりと取れているところ

です。

下の成績表を見てみましょう。

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算数では、正答率が3.4％という問題もきっちり正解することができていますね。

算数、国語ともに後半の問題にしっかりとアプローチで来ていて、

思考力の高さ

を伺わせる結果となっています。

では、なぜこのように他の生徒さんが苦手とする問題にもアプローチができたのかというと、

ボードゲーム等を用いて試行錯誤するトレーニングをしっかり積んできたから

ということができます。

私たち「樂志館」では、中学受験を見据え、

初めての問題でも根拠を持って自分なりに考えられる

ように指導しています。もちろん、学年を超えた内容を行うこともありますが、安易な先取り教育とは一線を画します。

低学年のときほど「概念の理解」をおろそかにしてはいけません。

安易な先取り教育

例えば、かけ算の意味を理解していれば、九九を暗記していなくても正解に到達することはできます。

このように私たち樂志館では、

ということを日ごろの学習から大切にしています。

樂志館のちょっと弱いところ

とはいえ、私たちも完全無敵というわけではありません。

それでは、次に不正解だったところを見てみましょう。

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算数は正答率が90％を超える問題、国語でも正答率が７０％近い問題と、

正答率が高い問題が不正解

となっています。

では、その原因はどこにあるのでしょう。

この生徒さんの答案や問題用紙を見ていくと、原因がはっきりしてきます。

まずは、この問題。

「一番少ない」と書いてあるのに、「一番多い」ものを選んでいますね。

これはいけません。１年生のうちから

問題文は正確に読むことが必要です。

次はこちら

あれ？×がない？？

いえいえ、解答用紙に答えを書く際、写し間違えていたのです。

問題を解くときには、集中して解き切らなくてはいけませんね。

最後に、国語のこの問題を見てみましょう。

「いじわない」…そうですね。これもまた、抜き出しの写し間違いになります。

さて、ここから見える課題は、

「問題演習」や「試験慣れ」によって解決することが可能

であると考えます。

私たち樂志館では、低学年の時には解けた問題数や演習量より

最後まで自分で考え抜くということ

に粘り強く取り組んでいます。

国語の抜き出し問題は、私たちの問題ではありませんので、その意味では初めて出会う“形式”の問題だったかもしれませんね。

今回大変よくできていた生徒さんですが、まだまだこれから伸びしろがいっぱいだと思います。

今日もサガニ

この生徒さんが好きなボードゲームの一つに

「サガニ」

というゲームがあります。

どんなゲームなのか？

それは、きっといつか櫻井が紹介してくれるはずです(笑)

ゲームでも、算数でも、国語でも、

考えることを一緒に楽しめる生徒

に育っていってほしいと思っています

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