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樂志舘開講にあたって

すえひろ

どうも!「烏山進学教室・楽志館」の末廣です!!
三人姉妹の父×薩摩隼人×ボードゲーマー
そんな中学受験講師です!以後、お見知り置きを~

さて、私たちは「烏山進学教室」を運営して早12年が過ぎようとしています。

そんな中で、なぜ私たちが今「学童」を開講したのか、その理由について書いていきたいと思います。

このブログでわかること
  • 進学塾が学童を開いた理由
  • 樂志館が考える「考える力」
  • ボードゲームの教材としての魅力
目次

学童保育から学童教育へ

学童という言葉を聞くと、学校に併設された学童をイメージされる方が多いかと思います。
しかし、私たちの運営する「学童教育」は、それとは異なります。進学塾が運営する「学童」ということで、その実態は限りなく「塾」に近いものです。
中学受験を指導しているプロが、低学年の時期にどんなことをしておくとよいのか、そんな視点から作られた学童が私たち樂志館です。

自分たちの娘の学年が上がるにつれて、小学生を持つ保護者様のリアルな声が届きやすくなってきました。
その中で、こんな声が聞こえてきました。

働く母たちの不満
  • “預けるだけ”になっており、せっかく吸収力の高い多感な時期に時間がもったいない。
  • 宿題も含めて、勉強のサポートをしっかりして欲しい。
  • 中学受験を見据え、プロに指導してほしい。

そこで、私たちは中学受験の進学塾として、このようなお声にお応えしようと、今年、長女が小学校に上がるタイミングで「樂志舘」を開講するに至りました。

「樂志舘」は、自分の子どもたちに受けさせてたい教育を具現化したものです

このような視点で構成されている点も、他の学童とは一線を画するものと言えるでしょう。

安易な先取り教育や薄っぺらい習い事とは違う、骨太な教育を提供する学童です。

「考える」を考える

樂志館では、とにもかくにも「考える力」を養ってほしいと願っています。
そして、私たちDG(Deep Ground)では、「考える」ということを定義しています。

それは、

考える力
  1. 未知の事象に対して
  2. 自分なりの根拠を持ち
  3. 仮説を立て
  4. 再現可能な方法でそれを表現する

ということです。

難しい言葉が並びましたね(笑)

まずは、「未知の事象に対して」の部分です。
これは、わからないからこそ考えるということです。
記憶だけに頼るのではなく、一見してわからないものに対してしっかりアプローチできる力をつけてほしいと思っています。

次に「自分なりの根拠」の部分。
これは、普段の勉強で積み重ねている知識のこと。
「塾」という言葉と「知識」という言葉から、「詰め込み」という言葉が連想されてきそうですが、
そうではありません。
「知識」や「暗記」は思考の土台であり、ショートカットです。
最低限の知識がなければそもそも思考どころではありませんし、理解の伴わない「知識」は結局使うことはできません。

「仮説を立て」とは、とにかく「考えとしてまとめてみる」ということです。
「仮説」ですから、真偽はさほど重要ではありません。
いや、重要なんですが、とにもかくにも「自分の考え」をきちんと作ることが最も大切です。

最後に「再現可能な方法で」の部分。
「合ってたぁ、ラッキー」
これでは、次につながらないですね。
次からも正解できるように、または、もっと難しい問題でも解けるように、はたまた、次こそは間違えないように、
こういう次に活きるやり方のことを「再現可能」と表現しています。

ここまで書いたことは、いわゆる「勉強のやり方」の部分とも通じる部分があると思います。
私自身は、この「やり方」という言葉はあまり好みではないのですが、これをより具体的にしていったものが、
「勉強のやり方」ということになるのだろうと思います。
私たちの樂志館では、こうした正しい「取り組み方」を低学年のうちからしっかり身につくように指導していきます。

「考える体力」

考える力について、ここまで述べてきました。この「考える力」を養うためには、その前段階として、
「考える体力」
が必要だと私たちは考えています。

この考える力は、

考える体力
  1. 主体性
  2. 理解力
  3. 集中力
  4. 忍耐力

から構成されていると考えています。

この中でも、意識したいのは「忍耐力」です。
自分から進んで学ぶ「主体性」、言われたことを俯瞰したり応用できる「理解力」、目の前のことに没頭できる「集中力」
もちろん、これらも大切です。
しかし、最近、軽視されてきている気がするのが「忍耐力」です。
わからなくても、わかるまで考える、自分の知識でどうにかできないか試行錯誤する、わからないことを調べながらまとめる
これらは、すべて「根気」のいる作業です。
昭和の香りがどことなくする「忍耐力」という言葉ですが、すべてのベースにあるのはこうした堪えながら遂行していく力ではないかと私たちは考えています。

経験値は複利だ

経験値は複利
見出しにもあるこの言葉は、私がよく保護者様にお伝えする言葉です。
ここまで「考える」ということについて、かなり熱く?書いてきました。


複利??

そう、あの複利です。借金とか投資とかの世界で使われるあの複利です。
最初はわずかな変化に過ぎませんが、気が付くととても大きく膨れがってきます。

これは、

「考える経験値」についても同じだと思うのです。

最初はどんなことでも構いません。日常に「考える種」は無数に転がっています。
「なぜ金曜日は車が多いの?」とか「なぜ夏は暑いの?」とか
そして、こうしたことに対して、先ほどの「考える」を当てはめていく。
こうした経験は、やがてその人の「思考の型」となっていきます。
すると、わからないこと、体験したことがないことに関してもしっかりアプローチできるようになるのです。

反対にちょっとだけ怖いのは、

「考えない経験値も複利である」という点です。

よく考えずにやり過ごす経験、ラッキーでたまたまうまくいった経験
こうした経験も複利として膨れ上がります。
気が付くと、
「何とかなるでしょ、だってあの時も…」
という何の根拠も再現性のない言葉が口から出てしまうなんてことも…

だから、私たちは「考えるという経験値」を受講生の皆様にご提供していきます。
先ほどから述べているように、「考えるという経験値」は「複利」です。
中学受験の勉強が本格化する前に、しっかりと「考える経験値」を積み重ねていくことが、中学受験生活を充実したものへと押し上げてくれることは間違いありません。

オリジナル教材

ここまで、私たちが「考える」ということについて述べてきました。
そして、この「考える」という経験値を増やしてもらうために不可欠なものがあります。
それが「教材」です。
私たち「樂志館」では、「オリジナル教材」と「ボードゲーム」という日本の大きな柱があります。
間違えました!二本の大きな柱があります(笑)

自分たちが考えることをやろうとすると、どうしても出来合いのものでは、納得できな部分が出てきます。
そこで、進学塾である「烏山進学教室」でやってきたように、自分たちがいいと思うものを教材として作っていくことにしました。
もちろん、大変は大変ですが…(笑)

こちらの教材は、次週以降に少しずつ紹介していこうと思います。
ぜひぜひお楽しみに。

ボードゲーム~知の総合格闘技~

ボードゲーム、いよいよ本日の記事の最後の話題となりました。
ここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございます。
さて、私たちの樂志館では、1000を超えるボードゲームが皆さんをお待ちしています。

1000ですよ?

ちょっと塾にボードゲーム「置いてます」という塾もありますが、
はっきり言ってレベルが違います!

では、このボードゲームの何がそんなにいいのかということです。
もちろん、たくさんあるのですが、ここでは以下の二点に絞ります。

ちなみに、私たちのボードゲームに対する姿勢としては、

ボードゲームやりたかったら勉強くらいしなさいよ

です(笑)

ボードゲームのポイント
  • ルールを理解する
  • 自分なりの勝ち筋を考えて取り組む

それでは、一つずつ確認していきましょう。

ルールを理解する

まずは、「ゲーム」である以上、ルールを理解しなくては先に進めません。
ですから、どんなに文章を読むのが嫌いな子でも「説明書を読む」という作業は必須になります。
これ、大切です。
どこのご家庭でも「この本読んでみたら?」と勧めたものの、、、
なんてご経験はおありなのではないでしょうか。
そう、ここでも「経験値は複利」が顔を出してきます。
しかし、この後に待ち構える「ボードゲームをプレイする」という動機があれば、
文章を読むことが嫌いな子でも、読んでくれるようになってきます。
そして、次第に「段落構成」を意識したり、自分の頭で組み立てながら読むことができるようになります。

自分なりに勝ち筋を考えて取り組む

説明書を読み、ルールを理解したら、「自分なりの最善手」を考えながら取り組むことです。
意外や意外、「自分で手を決められない」という生徒も少なくありません。
また、「考える経験値」が不足している生徒、「考えない経験値」が膨れ上がっている生徒は、
「なんとなく」プレイしてしまいます。
ゲームにもよりますが、教材として扱うボードゲームは、運の要素だけで勝敗が決するものはありません。
勝つためには、必然的に「最善手」を考えることが要求されます。
これこそが、自分なりの根拠をもって仮説を立てるということに他なりません。

また、終わった後に「感想戦」をするのもとても勉強になります。
それぞれ、どんなことを考えていたのか、結果的に勝敗を分けたものは何だったのか、
こんなことを考えながら、振り返るのもとても有意義な時間です。

ちなみに、ボードゲームが1000を超えるのは、

この作業を毎回新しいゲームでやってほしい!

からです。

もちろん、将棋等のようにやり込むことで、思考力を高める方法もあります。
それはそれでとても有意義です。

ただ、樂志館では、より「未知の事象に対して」の部分を強調したいので、
常に新しいゲームを通じて、思考力をつけていってくれればと思っています。

終わりに

さて、今回は初回の投稿ということもあり、長くなってしまいました。
次週以降の私の投稿は教材の説明ということで、もう少し短くなる予定です(笑)
とりあえず、夏期講習までは毎週水曜日に更新していきます。
ぜひぜひ、お楽しみに!

楽志館

中学受験×ボードゲーム×学童教育

オクジゾウ

千歳烏山にて中学受験塾『烏山進学教室』が運営する、中学受験生を対象とした学ぶ学童教育『楽志館』です。

楽志館は、中学受験型の進学学童教育です!

こんな方にお勧めです!
  • 小学校の勉強が物足りない
  • 預けるだけの学童では時間がもったいない
  • 本格的な受験勉強の前にしっかり力をつけたい

楽志館を運営するのは、中学受験専門の烏山進学教室です!

朝7時から夜10時まで!

圧倒的面倒見を誇る唯一の塾

烏山進学教室

中学受験型進学学童教育『楽志館』を運営する進学塾です。

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この記事を書いた人

桜島がそびえる鹿児島にて生を受け、薩摩隼人として純粋培養される。
自身は公立高校の出身ながらも、上京とともに中学受験の世界へと飛び込み、独自の視点とアプローチで生徒の「考える経験値」をプロデュースする中学受験界の風雲児。
左利きながらも右投げ両打ちの元高校球児で3人娘の父。

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